今のアメリカに思うこと

ときどき、アメリカのことを考える時間があります。
特に、7年ほど暮らしていたニューヨークのことを思い出すと、
あの頃の生活が今では少し夢のように感じることがあります。

日本での暮らしは本当に過ごしやすくて、今の生活に満足しています。
それでも、若いころニューヨークで過ごした日々を思い返すと、
街の空気や、人の雰囲気、会話の温度感…
どれもが新鮮で、刺激があって、今でもとても大切な思い出です。

学校で出会った友人たちも、先生たちも、みんな温かい人ばかりでした。
年齢も国籍も違うのに、自然に話せて、自然に一緒にいられるような、
そんな空気があった気がします。


アメリカは変わったという話を耳にする

ただ、最近のアメリカのニュースや、現地に住む知人の話を聞くと、
昔とは違う空気になってきているのかな…と感じることがあります。

特に、アジア系の住民に対して、
以前より冷たい視線や心ない態度が増えている場面があると聞くと、
胸が痛むような気持ちになります。
昔のニューヨークにも、もちろんいろいろな問題はありました。
それでも、多様な人たちが自然に混ざり合って、なんとなくうまくやっていた街という印象が強くて、
その分、いま耳に入ってくる話が余計に気になってしまうのかもしれません。

ニューヨークは今でも、自分にとって特別な場所です。
にぎやかで、ときに雑で、でもどこか優しい街でした。

街は変わっていくのが当たり前ですが、
できればこれからも、あの街らしい温かさが少しでも残っていてほしい。
そんなふうに穏やかに願っています。

投稿者 Tanaka