最近、AIを仕事でも日常でも、かなり当たり前のように使うようになりました。ほんの少し前までは「試しに触ってみる」くらいの存在だったのに、気がつけば、もう戻れないところまで来ている気がします。
調べ物は言うまでもなく、開発のちょっとした相談、テストの観点出し、会議の段取りや議事メモまで、AIが関わらない場面の方が少なくなりました。前は時間をかけてやっていたことが、驚くほど短時間で片付いてしまう。便利という言葉では足りないくらいです。
そうなると、ふと昔の仕事のやり方を思い出して、少し複雑な気持ちにもなります。あのとき必死に積み上げてきた作業や工夫は、一体何だったんだろう、と。もちろん無駄だったとは思わないのですが、同時に、時代が変わるスピードの速さに、軽くめまいがすることもあります。
ただ、正直なところ、今のAIを見て「もう完成形だ」とはとても思えません。むしろ、まだ入り口に立ったばかりで、これから先の進化の方が本番なんだろうな、と感じています。そう考えると、これまで人が担ってきた仕事の多くが、AIに置き換わっていくのは、たぶん避けられないのでしょう。
その先に来るのは、きっとロボットなんだと思います。画面の中だけだったAIが、物理的な存在を持ち始めたとき、人の暮らしはまた一段階、様変わりするはずです。働き方だけでなく、社会の仕組みそのものが変わっていく。良い方向に行けば、これほどありがたいことはありません。
一方で、それが本当に「幸せな未来」なのかどうかは、まだ誰にも分からない気もします。人が何をして、何に価値を感じて生きていくのか。その問いが、これまで以上に重くなっていくのかもしれません。天国のような世界になる可能性もあれば、見方によっては少し息苦しい世界になる可能性もある。
結局のところ、AIそのものが答えを持っているわけではなくて、それをどう使い、どう付き合っていくかは、人次第なんでしょうね。便利さに助けられながら、振り回されすぎない距離感を、手探りで探していく。しばらくは、そんな時代が続くのかもしれません。