爆音バイクの音がどうしても気になってしまいます。騒音を立てる理由を考えてみることもありますが、正直に言えば、ただ迷惑なだけです。
もちろん、バイクそのものが悪いわけではありません。本人には意味があるのかもしれませんが、周囲からすれば特に感動もなく、ただ深夜の生活空間に騒音が流れ込んでくるだけです。「ただ、うるさい」。それ以上でも以下でもないです。
存在をアピールしたい気持ちは、人間だから理解できなくもありません。ただ、アピールが音頼みになると、どうしても周囲とのズレが生まれます。普通のコミュニケーションなら距離感を調整できますが、音は一方的です。こちらは受け取らざるを得ない。深夜のあの爆音は、SNSで突然長文を送りつけられるのに少し似ています。求めていないタイミングで、望んでいない内容が、こちらの都合に関係なく生活に割り込んできます。
しかも、その騒音のスタイルにはどこか昭和の空気が残っている。街は静かになり、生活のリズムも変わり、テクノロジーは無音化へ進んでいるのに、音だけが昔のテンションを引きずっている。時代の置き土産のようで、わずかな哀愁すら感じます。しかしそれとは別に、迷惑度はしっかり現在進行形です。
結局のところ、深夜の爆音に対して思うのはひとつだけです。どうかもう少し静かに、周囲に優しい楽しみ方をしてほしい。バイクに乗ること自体を否定するつもりはありませんし、趣味としての魅力も理解しています。ただ、心の平穏や睡眠は、さすがに音の自己表現より優先されてもいいのではないでしょうか。